\肩こり、頭痛、眠りが浅い…/
つらい更年期症状をととのえる癒しのサロン
京都 伏見桃山アロマリトリートサリーズカフェ
-アロマとヘッドスパで気力を回復-
深眠セラピスト岸本真由美(さりぃ)です。
朝、目覚めたときに頭がズキズキ……
「また頭痛?」とつらい気持ちで一日がスタートしてしまう。そんな経験はありませんか?
最近、私の身の回りにもそんなお悩みをお持ちの方が増えています。
「毎朝すごい頭痛がするし、心配になってMRIの予約をしたの」とか、
「朝から頭痛で苦しみながら、布団の入れ替えをしてたら、バテたわ」などと、
ひどい頭痛にかかわる話題が、会話の中でよく出てきます。
実はこの頭痛、脱水が原因かもしれません。
とくに更年期世代の女性は、ホルモンバランスの変化で寝汗をかきやすく、体温調整がうまくいかなくなることがあります。
寝ている間にたっぷり汗をかくと、体の中の水分やミネラルが知らないうちに失われてしまいます。すると、朝起きたときに脳や体が軽い“脱水状態”に。これが、寝起きの頭痛につながることがあるのです。
さらに、夜の間に水分をとらずに長時間眠ることで、血液がドロドロになりやすくなり、脳への血流低下が起こって、朝の頭痛につながることも。
水分やミネラルが寝汗で失われた上に、長い時間補給されないことで、朝の指先のこわばりや、こむら返りをひき起こすこともあるので、夜間の水分補給・ミネラル補給は大切です。
では、どうすればいいのでしょうか?
いくつかのシンプルな対策があります。
① 朝起きたら、まず一杯の水を
常温のお水をコップ一杯。
寝ている間に失った水分を補ってあげましょう。
体が目覚め、頭痛がやわらぐことがあります。
「寝汗、かいちゃったなー」という自覚のある方は、スポーツドリンクや経口補水液を飲むのもおススメです。ゴクゴクのめて、身体に沁みとおる心地よさがあれば、10分少しで頭痛や筋肉のこわばりが楽になることも多いんです。
② 寝る前にも水分を
寝る直前にたくさん飲むのは避けた方が良いですが、コップ半分〜一杯の水をゆっくり飲むことで、夜中の脱水を防げます。
ハーブティーや白湯など、リラックスできるものもおすすめです。
③ 寝室環境を整える
エアコンの乾燥や、厚すぎる寝具も寝汗の原因になります。
肌にやさしい素材のパジャマや寝具を使用したり、寝室の温度調整も、質のいい眠りと脱水予防に効果的です。
④ 自律神経を整える
更年期の体は、自律神経のバランスも崩れがち。
寝る前に軽くストレッチをしたり、簡単な呼吸法をするのも深く眠れて寝汗が落ち着く方も多いです。
また、日頃からアロマやドライヘッドスパなどで「リラックスしやすい」身体づくりをするのもおススメです。毎日の眠りの質を上げることで、自律神経がととのいやすくなるからです。
自分の体と、やさしく向き合って
更年期は、これまでとはちがう「体との付き合い方」が必要になる時期。
頭痛ひとつでも、その裏にはいろいろなサインが隠れています。「もしかして脱水かも?」と気づくだけでも、自分を大切にできる第一歩。
やさしく、じっくり自分の体と向き合ってみてくださいね。