プロフィール
岸本 真由美
英国IFA認定アロマセラピスト
エフェクティブタッチ®︎認定ボディセラピスト
1970年10月20日 京都府京都市に生まれる。てんびん座、O型。バツイチ、11年の独身ののち再婚。絵を描いたり、本を読むのが好きなインドア派な子供でした。
国語と英語が好きで、数学が大の苦手な学生時代を過ごし、短大卒業後銀行に入社。6年勤務の後、好きな英語を生かした仕事に就きたい…と、英会話スクール受付や、貿易商社で秘書として勤務。
20年近く事務職しかしてこなかった私がアロマセラピストを目指したのは、ストレスに気づかず体調を崩してしまった私自身の経験がきっかけでした。
アロマセラピーとの出会い
アロマセラピーを知ったのは、私が初めの結婚をしていた頃(30代前半)のこと。なかなか子供を授からず、今で言う妊活(当時は不妊治療といいました)をしていて、鎮痛剤や湿布を使うことは「胎児に悪影響がある」とされ、頭痛や肩こりで辛くても、ただ寝込むばかりでした。そんなとき「アロマセラピーは痛みに効果があるらしい」と知り、たくさんの本を読み、ネット検索も度々して、鎮痛作用があり、胎児に影響のない精油を吸入したり、軟膏を作って塗ったりしたものです。
残念ながら、2年に及ぶ治療の甲斐なく子供は授からず、様々な事情も相まって、私たち夫婦は「離婚」という、別々の道を歩む決断をすることとなりました。「前を向いた離婚」だと自分には言い聞かせていたものの、やはりその影響はその後の仕事や人間関係に影を落とし、「女性だから」「バツイチだから」という理由で、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントといわれるさまざまなトラブルにも遭いました。
それらのトラブルによるストレスで、毎日何度も嘔吐を繰り返し、気管支などから出血し、吐瀉物に血が混じる日々でした。不眠や頭痛、原因不明の疼痛が続き、薬に頼ることも多くなり、「鈍感になること」と「怒りを内包すること」で自分を守っていたように思います。
そんなとき、アロマトリートメントとの運命の出会いがあったのです。「私は怒りたかったんじゃない、泣きたかったんだ!」心から感情が溢れだす様な経験でした。
~カラダが疲れたときには、心がネガティブになる。心が弱ったときは、カラダに症状が出る~
「心とカラダはつながっている!」と確信した出会いでした。
アロマセラピーを学び始めたのは、私が41歳の時でした。フルタイムの事務職として会社勤めをしながら、週末はスクール通い、高齢の両親の介護などが重なり、ある時期より粘膜からの出血が頻繁になり、月経時期には、多量の経血が2~3週間止まらないという症状が2年くらい続きました。
その間婦人科に通い、血液検査やエコー、内診を何度も受けましたが、原因は分からず、止血の為の子宮収縮剤の処方などによる対症療法のみを受けていました。後のち、その出血量が原因で鉄欠乏性貧血によるパニック障害を発症し、婦人科・内科をまわり、精密検査を受けて初めて、その出血が更年期障害によるものだったのでは…?という結論に至りました。
当時の私はパニック発作が頻繁に起き、公共交通機関で外出することもかなわず、勤務先を退職せざるを得なくなり、周囲の方々におかけした迷惑を思うと、今も胸が痛みます。それが「カラダが心に及ぼす影響の大きさ」、「自分自身が自分の内面を見つめることの大切さ」を改めて実感するいい機会となりました。
40代初めの月経不順や経血過多はプレ更年期といわれる医療的にはまだ更年期前とされる年齢で、低用量ピルの処方で月経のバランスを整えていましたが、血栓症のリスクが高まるということで、45歳を境にピル処方は打ち切られ、閉経まで様子を見ることに…
そうするうちに経血過多に加えて、ホットフラッシュ、肩こり、頭痛、不眠、関節の痛みなど、更年期独特の症状(不定愁訴)も出始め、ホルモン剤の処方やプラセンタ注射など、医療的な治療も経験しました。
45歳を過ぎるころから、家族のこと、仕事のこと、老齢の両親の介護そして自分の体の変化…自分の力ではコントロールできない問題が加速して、身体面にも、精神面にも大きく影響を及ぼしました。疲労やストレスからくる更年期症状も多くなり、その改善には、クリニックで検査を受けたり、服薬で症状を抑えるだけでなく、運動習慣や食生活など、根本的な日常生活のスタイルを見直しが必須だと実感。
女性にとって更年期(45~55歳)はメンタルを維持するにも、健康を維持するにも、非常に重要なターニングポイントだということを、未だ日々学んでいます。
あなたは頑張りすぎていませんか?
あと少し頑張れば…
ちょっとだけ無理をしたら…と、
日々の忙しさで、内面の声に知らんふりしがちな頑張り屋さんの女性にこそ
アロマの魅力を知っていただきたい!
「誰か」のために頑張るのではなく、自分のために、自分自身に愛情を注いでほしい…。周りの人を幸せにするには、まずは「ジブンを満たす」ことの大切さを一人でも多くの方にお伝えし、そのサポートをするために2015年5月、サリーズカフェをオープンしました。